消費者・農家・福祉の「三方よし」を目指して

就労支援センタールミエルでは、2022年にすでに農業を事業化している伊勢市内の障がい福祉事業所を見学・体験。その後、芋けんぴの材料となる紅あずまの苗を仕入れて、専用ファームを準備しました。

ルミエル芋けんぴについては、当初、原材料となるさつま芋は安価な他府県産を仕入れる予定でしたが、地元でさつま芋を育てる高齢者の小規模農家さんから「耕作した野菜が自分の家で消費しても、余ってしまう。販売するにも少量で規格外のものも多いため、廃棄するしかない」という話を聞き、そうした農家さんから仕入れることにしました。

現在は、それに加えて地元滋賀県（野洲）の農家さんや、養護学校で育てられたさつま芋を買い受けています。どれも廃棄することなくすべて買い受けるようにし、農福連携することで、消費者・農家・福祉（ルミエル）の「三方よし」になればと考えています。

一度食べたらやみつきになる味と食感

細いスティック状で食べやすく、カリカリポリポリとした食感が楽しめる芋けんぴです。 甘いだけでなく、いろいろなフレーバーで多彩なおいしさが楽しめ、一度食べ始めると止まらなくなります。