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働き教育センター大津

徐々に農業と関わる機会や活動の幅が拡大

働き教育センター大津は、事業所の開所当初から農業を実施。当時は精神障害をもつ方が多く、外での活動の一環として行っていましたが、年数を重ねるにつれて作付け面積も増えていき、そこで収穫したものを道の駅などで販売できるまでになっていきました。

最初は、近隣の畑を借りたブルーベリー栽培からスタートし、そこから露地栽培を中心に、季節ごとに野菜を栽培することにも着手。自分たちの畑に加えて、種苗業を営む地元の企業からネギ苗の収穫を依頼されるようになるなど、農業に関わる機会も広がっています。

苦労の中にも農業の楽しさや奥深さを見いだして

取り組みの中では、収穫の喜びだけでなく、作業や販売の大変さも学ぶことができます。その中で、携わっている利用者の方も、どうすればきれいな野菜を作れるのか、商品としてきれいに見えるのかなどを、自ら考えるようになり、働く意欲も向上しています。

取り組み当初は、いい野菜ができても販売する機会がなく、喫茶店や地域のイベント、養護学校の文化祭などで販売する程度で、販路を探すことに苦労しました。そんな中、現在販売を行っている道の駅が近くにでき、販売先が確保できたことで、作付け面積も拡大でき、野菜が売れることに利用者の方も大きな喜びを感じることができました。

丹精込めた減農薬・有機肥料の野菜

現在は、減農薬を実施し、肥料もなるべく有機肥料を使用しているため、虫や病気の対策にも力を入れています。近隣の農家さんとコミュニケーションをとり、地域性やその土地で作る野菜の向き不向きなども勉強しながら、日々の作業を行っています。農家さんから作業のコツや農業の豆知識を教えてもらうことが、農業の楽しさや奥深さを知ることにもつながっています。傷があったりサイズが不揃いだったりする野菜が多いですが、丹精込めて作った野菜ですので、ぜひ味わってみていただきたいと思います。

<DATA>
働き教育センター大津
住所/滋賀県大津市南船路40-1
TEL/077-592-1717
HP/https://hataraki.ac.jp/
取扱商品/
夏季期間:ブルーベリー・なすび・とうがらし
冬季期間:じゃがいも・里芋・ねぎ
ブルーベリー
さつまいも
里芋
じゃがいも