責任感や信頼感が生まれ、さらなる向上心に

最初は依頼する農家さんも仕事をする利用者さんも、お互いに手探りで仕事を進めていきましたが、農家さんに利用者さんがどのような人なのかを理解してもらうと、徐々に一緒にできる仕事が増え、収穫に至るまでのほとんどの過程に携わることができるようになりました。利用者さんも、畑仕事を請け負っているということから責任感が芽生え、利用者自身が農家さんへ積極的に質問するなど、技術習得への意識も生まれました。日々の作業内容は、除草やマルチを剥ぐなど単純な作業が中心ですが、確実に仕事をすることで、利用者さんと農家さんとの信頼関係を構築しています。

炎天下や積雪のある中での除草作業や収穫作業は、天候に左右されるものが多いため、苦労もあります。しかしその一方で、初取りの野菜を分けていただいたり、「ありがとう」と声をかけていただいたりすることに、日々感謝しています。