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社会福祉法人 美輪湖の家大津 茗荷塾ワークショップさかもと

耕作放棄地を活用し、利用者と職員一丸となって圃場を整備

農福連携を本格的に始めたのは、4年前のこと。施設を移転する際、隣接する耕作放棄地を借り、利用者と職員で力を合わせて畑をつくり上げました。施設名の由来になっている「茗荷村」を学んだのも大きなきっかけとなり、茗荷村の理念である「賢愚和楽」「流汗同労」などを実践するためには、農業が一番だと考え始めました。

耕作放棄地を圃場として使用できるようにするまでには、老木を切り、土地を拓き、大小さまざまな石を手作業で取り除くといった、途方もない作業を繰り返さなければならず、1年かけてやっと畑の形をつくり上げました。しかし、野菜を栽培するには土が痩せていたため、土づくりにさらに1年を費やし、3年目でやっと納得のいく作物を栽培できる圃場になりました。みんなで汗を流してつくり上げた圃場で、最初に採れたきゅうりの味は最高においしかったです。

つくり手の想いや物語を、野菜や商品に詰め込んで

農業=百姓には、100にもなる仕事があるといわれています。作物ごとに栽培方法が異なるように、利用者が持っている特性も人によってさまざまです。100ある仕事の中から個人の特性に合った仕事を見つけ、活躍の場を生み出せるのが、農福連携の利点だと感じています。野菜を育てるのがゴールではなく、育てた野菜を販売し、工賃アップにつなげることがゴールであるということを共有することで、利用者のやる気も変化してきたように思います。

手探りで始めた農業と製麺でしたが、栽培や販売を通じて社会や地域とのつながりが生まれたことが、一番の喜びです。販売先でお客様から「玄米粉麺を初めて食べたけど、おいしかったよ」「農薬を使っていないから、安心して野菜を食べられました」「次は何を栽培するの?」などといった声がけをいただくことも多くなりました。農福連携でつくった野菜や商品には、私たちの想いと物語がいっぱい詰まっています。その想いと物語が社会とつながり、社会に伝わるような販売を心がけています。

味と健康を追求した麺を多くの人に食べていただきたい

玄米粉麺は、味や食感をこだわるだけでなく、健康を追求した素材選びを行っています。健康にいい食べ物と聞くと、おいしくなさそうというイメージを持たれる方も多いですが、玄米粉麺はそのままでも玄米の豊かな味わいと香りがしっかりと感じられる麺になっています。食感は、冷水でしっかりと締めると、とてもモチモチとして弾力があり、食べ応えがありますが、さっと冷水にくぐらせると、お子様や高齢の方でも安心してお召し上がりいただける柔らかい麺に仕上がります。ぜひ幅広い世代のお客様にご賞味いただきたいです。

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社会福祉法人 美輪湖の家大津 茗荷塾ワークショップさかもと
住所/滋賀県大津市坂本6丁目26番4号
TEL/077-578-0147
HP/http://www.mjws.jp
取扱商品/通年:発芽玄米粉麺・ポン菓子・お漬物
春〜夏期:茗荷・スナップエンドウ・インゲン・トマト・キュウリ・ニンニク・玉ねぎ・オクラ・ジャガイモ
秋〜冬期:サツマイモ・里芋・春菊・菜の花・大根・かぶ・葉ボタン
グルテンフリー!つるっもちっ玄米粉麺(110g×5個セット)
ゆず大根&きゅうりの醤油漬け(2袋×2個セット)
坂本の石積みぽん菓子(プレーン・きな粉各2袋セット)